肝の症状C型肝炎、B型肝炎、肝硬変、全身倦怠、慢性疲労症候群、うつ病、等についての解説記事をご紹介しています。 「夏の疲れ」猛暑も去り、朝夕めっきり涼しくなってきました。これからは食欲も増し、元気の出てくる季節です。──これは普通の人の話です。一方で、食欲が依然としてなく、身体がだるく、何をするのもイヤという人も大変多いのです。 まわりの人が元気になり、「よい時候になりましたね」などと挨拶されると、自分だけ取り残された気になり、落ちこんでしまいます。ちょうど5月に、皆が浮かれている時に、孤独感にさいなまれるのとよく似た状態です。 “元気の出る”ツボお医者さんへ行っても特別大きな異常がないと言われるのに、元気が出ない人々がいかに多いか、私はいつも痛感しています。お医者さんで検査の結果病名がつけられたものを、色にたとえて黒色とします。完全な健康体を白色とします。すると、お医者さんで特別な異常が認められないのに食欲がなく元気の出ない人は、この中間段階、つまり灰色ということになります。 われわれはこの灰色の人も重要な治療対象とします。こういう人は、黒色の人と同様に図に示すような胃と肝臓の共通のツボに強い圧痛、つまり押して痛い反応があります。白色の人では圧痛は全くありません。 こういう人に八分灸をすえると、圧痛が消失します。それにつれて胃と肝臓の働きが活発になってゆき、食欲が増し、元気が出てきます。灰色の人とは、言いかえると、病気ではないが胃と肝臓の機能が低下している人であり、検査数値に異常が出ない程度に悪い人のことです。八分灸は図のように、もぐさが八分燃えた所で消す方法で、熱くなく、アトも全く残りません。 「ホームタウン」‘01年9月28日号 掲載
ページ上部に戻る 「内臓疾患に効く『お灸指圧教室』」本年度後期の『お灸指圧教室』を開きます(10月〜3月、毎月2回ずつ計10回)。 お灸や指圧は、あらゆる内臓疾患に本当によく効きます。しかも副作用が一切ありません。お灸も、熱くなく、アトも全く残らない『八分灸』です。指圧は、簡単な器具を使った、本当の医療刺激法です。 さらに、八分灸も指圧も、私の考案した特許を取得した器具を用い、全身に自分で実行できます。 数値が大幅改善どれくらい内臓疾患に効くか、今回は、C型肝炎を患うHさん(女性・68歳)の例を示します。 Hさんには、4月に始まった教室で特別に早く肝臓についてお教えし、八分灸と指圧を自分で続けてもらいました。4月1日と7月22日の検査結果を比べて下さい。いちばん上欄はGOT、2番目はGPT、いちばん下の下線数値はγ−GPTを示します。わずか3ヶ月で数値が大幅に改善しています。GOTやGPTは、大体40以下が正常と考えられています。なお、Hさんは、薬や注射を一切受けていません。 先に、肝臓を代表としてあげましたが、他の内臓疾患にも同様に大きな効果があります。ぜんそく、気管支炎、胃腸、腎臓、膵臓、婦人病等、その他、眼・耳・鼻などの疾患によいのです。 大切なことは、病気でない人もツボを刺激すると内臓が活発に働き、大変元気になることです。全器官の活性化が、病気予防の決め手になります。 教室の日程は、各月の第2・4土曜の午前と午後、および第2・4水曜の午前と午後の計4コースがあり、お電話にて案内書と日程表をお送りします。異なるコースでの受講(例、(土)午前申込みの方が(水)午後に参加)も可能です。 「ホームタウン」‘02年9月27日号 掲載
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